行きたい気持ちに理由はいらない

今日、職場の姉さんと話をしました。
彼女は63歳。元気で明るく、いつも誰かを笑わせているような人です。

そんな姉さんが、「行きたいところがいっぱいあるのよ」「やりたいことがたくさんあってね」と目を輝かせて話してくれました。中でも印象的だったのが、**沖縄でやった“シュノーケリング”**の話。
もう一度やってみたいって、何度も言っていました。

聞くと、過去に沖縄で二度シュノーケリングを体験したことがあるそうで、「あれは本当に楽しかったのよ〜!」と、まるで昨日のことのように嬉しそうに話してくれます。

ちょうど先週、同僚のひとりが家族旅行で沖縄に行ってきたらしく、シュノーケリングをしてきたという話を聞いて、姉さんは「いいな〜、いいな〜!」と本気で羨ましがっていました。

だから私は、思わず言いました。
「行っちゃえばいいじゃないですか!」

でも姉さんは、「でもね……」と、ちょっと困ったように笑っていました。
お金のこと、時間のこと、体力のこと。
行けない理由を一生懸命探しているように見えました。

でも私は思うんです。
やりたいことがあるなら、行けるうちに行くべきだって。

特に、シュノーケリングには年齢制限があるって話も聞きました。
だったら、なおさら「今」じゃないかなって。

「また今度」とか「いつか」って、つい口にしてしまうけど、
その「今度」や「いつか」が、いつの間にか来なくなることもある。

思い立ったら、まずは一歩踏み出してみる。
それがどんな小さなことでも、心が動いたその瞬間がチャンスなのかもしれません。

姉さんには、ぜひもう一度あの海の中を楽しんでほしい。
そして、心の中で「行ってよかった!」って笑っていてほしいなと思いました。

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